赤穂民報

「まるで光の国」赤穂小で一夜限りのライトアップ(11月27日)

 校舎や運動場を合計約3万2000個のLED電球で飾り付けた一夜限りのイベントが加里屋の赤穂小学校(北里浩士校長、児童数402人)で26日夜にあり、赤と緑の電球で彩ったクリスマスツリーや光のジャングルジムが輝いた。

 コロナ禍で外出が制限された時期もあった中、「子どもたちと保護者の心を癒やす場を」と父親有志の「げんこつクラブ」が「赤小イルミネーション〜未来への光」と題して企画。前日に児童が下校した放課後から2日がかりで電球の取り付け作業を行った。

 クリスマスツリーは掲揚ポールのてっぺんから半円錐状に電球を垂らしてかたどった。ジャングルジムには児童が目標や好きなものを書いた紙を外側に張り、中からライトアップ。中庭は周囲の校舎壁面や渡り廊下に巡らせた「光のカーテン」が幻想的な空間を演出し、「まるで光の国」と来場者の目を楽しませた。

 バレーボール仲間と見に来た6年の青木彩愛(あやな)さん(12)=南野中=は「とってもきれいで、普段の学校と別の場所みたい」。げんこつクラブ代表の佐用大輔さん(46)=中広=は「喜んでもらえて、やった甲斐があった。子どもにも保護者にも良い思い出になれば」とイベントの成功を喜んだ。

(電球で美しく飾り付けられた赤穂小学校の中庭)

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