赤穂民報

「赤穂義士祭」14日開催 3年ぶり市中パレード(12月7日)

 赤穂義士の吉良邸討ち入りの日にちなむ「第119回赤穂義士祭」は12月14日(水)に行われる。忠臣蔵パレードが行われるのはコロナ禍による中止をはさみ3年ぶり。義士行列や忠臣蔵名場面を再現した山車などで元禄絵巻を繰り広げる。

 パレードは午前11時半に赤穂城大手門前を兵庫県警察音楽隊を先頭に出発。忠臣蔵ゆかりの人物に扮した「義士伝行列」、城明け渡しや討ち入りなどのシーンを再現する「忠臣蔵名場面の山車」、お姫様姿の第36代赤穂義士娘が人力車に乗って進む「義士娘人力道中」などが加里屋の「いきつぎ広場」横の本部観覧席前までお城通りを約600メートルを進む。

 討ち入り装束の四十七士が練り歩くメーンの義士行列には俳優の中村雅俊さんが大石内蔵助役で特別出演。大手門を午後2時半にスタートし、同3時ごろ本部観覧席前で勝ちどきを上げる。

 コースの3か所に放送席を設け、それぞれパレードの様子をアナウンス。本部観覧席前放送席では講談師の旭堂南龍さんが実況する。本部観覧席の当日券(1席2000円)は午前9時半から現地受付で先着順に販売する(20席程度。1人2席まで)。

 上仮屋の赤穂城跡では午前10時〜午後4時に武家屋敷公園で忠臣蔵ゆかりの市町と近隣市町の「忠臣蔵交流物産市」があり、四十七士にちなんで47個の積み木を積み上げる高さを競う「ほっこり積み木忠臣蔵」も催す。二之丸庭園では午前10時〜午後3時に池泉を手漕ぎ和船で巡る屋形船遊覧あり。

 当日はパレードコースと周辺が午前9時から午後5時半まで通行規制。千種川河川敷に臨時駐車場を設ける。問合せは赤穂義士祭奉賛会事務局Tel43・6839(市観光課)。

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