赤穂民報

赤穂城下に3年ぶり元禄絵巻 義士祭に3万6千人 (12月14日)

 四十七士の討ち入りの日にちなむ「第119回赤穂義士祭」は14日にお城通りで行われ、「忠臣蔵パレード」が師走の城下町を彩った。

 上仮屋の赤穂城大手門前から兵庫県警察音楽隊を先頭に、参勤交代をイメージした大名行列、忠臣蔵名場面を再現した山車などがパレード。この日がお披露目となった第36代赤穂義士娘の小林美柚(みゆ)さん(23)と宮地真子(まこ)さん(22)の2人はお姫様姿で人力車に乗って進み、沿道に笑顔を振りまいた。

 メーンの「義士行列」は討ち入り装束を着けた四十七士が陣太鼓の合図で一歩ずつ歩を進め、大石内蔵助役を務めた俳優の中村雅俊さんの号令で勝ちどきを上げて締めくくった。中村さんは「赤穂市民のみなさんの忠臣蔵にかける熱い思いが沿道から伝わってきた」と語り、観客の声援に応えた。

 赤穂義士祭で市中パレードが行われたのは、コロナ禍の中止をはさみ3年ぶり。約3万6千人(主催者発表)が元禄絵巻を楽しんだ。

 第119回赤穂義士祭の模様はユーチューブの「第119回赤穂義士祭配信専用チャンネル」(https://youtu.be/TxRUUk4Jo4Q)で視聴できる。

(中村雅俊さんが扮する大石内蔵助の号令で勝ちどきを上げて締めくくった赤穂義士祭)

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