赤穂民報

自動車保険詐欺容疑 中広の会社員ら6人を送致(12月27日)

 故意に交通事故を起こして保険金合計約1635万円をだまし取ったとして、姫路署などは赤穂市中広の会社員の男(29)ら男女6人を詐欺容疑で逮捕。12月26日までに神戸地検姫路支部に送致した。

 同署によると、男は、たつの市内の損害保険代理店に勤務していた2020年2月、知人らと共謀の上、たつの市内で故意に自動車事故を起こし、保険金約523万円を詐取した疑いがある。別の知人や顧客らにも同様の手口を持ちかけ、同年8月に約432万円、10月に約679万円をだまし取ったとされる。

 男の取り扱い保険で事故確率が高いことを不審にみた損保会社の内部調査で犯行が発覚。被害届を受けた同署が今年10月から12月にかけて6人を逮捕した。いずれも容疑を認めているといい、男は「金が欲しかった。だまし取った金は新車の購入などに使った」と供述しているという。

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