赤穂民報

3年ぶり福餅まきも「とんど祭り」(1月15日)

 小正月の伝統行事「とんど祭り」が15日早朝、市内の各神社であり、正月飾りや書き初めを燃やして無病息災を願った。

 塩屋荒神社では拝殿での神事の後、境内に竹で組んだ高さ約8メートルのとんどに神社総代らがたいまつで点火。参拝客らが見守る中、炎が勢いよく燃え上がった。続いて、今年の「福男」に指名された卯年生まれの氏子4人が境内のやぐらから紅白の福餅2400個を振る舞った。

 福餅まきは3年ぶり。過去2年はコロナ禍の感染拡大防止で、あらかじめ餅を小分けした袋を配布した。12年ぶり2度目の福男を務めた塩屋の会社員、古川幸保さん(59)は「コロナが収まって、地域の行事や暮らしが元通りになる一年になってほしい」と祈願した。

 とんど祭りは同日、上仮屋の赤穂大石神社、尾崎の赤穂八幡宮、御崎の伊和都比売神社などでも行われた。

(3年ぶりに福餅まきでにぎわった「とんど祭り」=塩屋荒神社)

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