赤穂民報

故郷でプロレス興行 六甲ソウタさん(1月28日)

 赤穂出身の六甲ソウタさん(23)=本名・家根颯汰=がレフェリーとして所属する新興プロレス団体「ランズエンドプロレスリング」の播州赤穂大会が2月12日(日)、中広の赤穂化成ハーモニーホールで開催される。

 今年4月でデビュー5年目を迎えるソウタさんが初めてプロデュースを任された大会で、「唯一無二の空間を届けたい」と意気込んでいる。

 塩屋小―赤穂西中出身のソウタさんは赤穂高を卒業し、周囲の進学の勧めを振り切って子どもの頃から「かっこいい」と憧れたプロレスの世界へ飛び込もうと決意した。とはいえ、大柄で屈強な肉体を持つ者同士がしのぎを削る格闘の世界。身長170センチ台のソウタさんは高校時代に陸上部で体力に自信はあったものの、「自分の体格ではレスラーとしてやっていくのは厳しい」と当初からレフェリーを志願した。なかなか受け入れてくれる団体が見つからない中、前年に旗揚げしたばかりのランズエンドに入団できた。

 「選手が力と技を出し切れるようにジャッジするのがレフェリーの役割」とのポリシーの下、「選手から信頼されるレフェリーになりたい」と話すソウタさん。試合中は「的確にジャッジできるポジショニングを取るために展開の先を読むこと」を心掛け、そのために選手一人一人の技や特長だけでなく、その日のコンディションも把握するように努めているという。

 「一度見たら、もう一度見たくなる。それがランズエンドプロレスの魅力。ぜひ会場に足を運んでください」と呼び掛けている。

 播州赤穂大会は小ホールで午後1時開始。S席(7000円)は完売、A席(5000円)が残りわずかとなっている。問い合わせはメール(ref65sota@gmail.com)。

(故郷で催す自身初のプロデュース大会をPRする六甲ソウタさん)

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