赤穂民報

児童の個人情報含むUSB紛失(2月3日)

 赤穂市教育委員会は3日、有年保育所で児童の個人情報が入ったUSBメモリ1個を紛失したと発表した。

 市教委こども育成課によると、先月30日午後、職員が職員室でノートパソコンのデータを別のパソコンに移すためにUSBメモリにコピー。約3時間後に別の職員がUSBメモリを使おうとしたところ、所在がわからなくなっていたという。

 USBメモリはデータを共有するために使用していた備品で、紛失時には児童21人分の保育経過記録と月間指導計画、5人分の一時預かり保育の利用状況、行事開催時の写真100枚程度が入っており、児童の氏名や生年月日も含まれるという。紛失時、職員室には常時職員が在席しており、「保育所内で紛失した可能性が高い」(同課)とみられるが、今のところ見つかっていない。

 同課は関係する保護者に個別に状況説明と謝罪を行った。「今回の事案を踏まえ、改めてUSBメモリの使用方法を見直し、個人情報を含めたあらゆる情報の厳重な管理と適正な取り扱いの徹底を指導していく」としている。

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