赤穂民報
義士に思いをはせて旧街道ウオーク(3月8日)
元禄時代に浅野長矩刃傷を知らせる早かごも通った旧高取坂を歩く「赤穂義士ゆかりの旧街道ウオーキング」に8日、市内外から約200人が参加した。
旧街道沿いの宿場だった田端地区の住民が平成18年、約90年ぶりに道を整備。記念のウオーキングイベントは今年で3回目となった。
晴天の中、午前10時前に相生産高を出発。整備された階段や丸太橋を通って峠越え。ボランティアのハーモニカ演奏が郷愁を誘った。自治会による豚汁の炊き出しでひと休みし、ゴールのJR坂越駅まで約8キロの道のりを歩いた。
友人と参加した岡山県瀬戸内市の会社員、森下弘子さん(64)は「早かごが通った場所を自分も歩いているんだなと思うと不思議な感じです」と義士に思いをはせた。
(今年も好評だった第3回赤穂義士ゆかりの旧街道ウオーク)
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