赤穂民報

日本遺産写真展 最優秀賞に武村晴人さん「追憶」(2月28日)

 赤穂市が公募した「みんなでつくる日本遺産写真展」の表彰式が27日にあり、最優秀賞に松原町の武村晴人さん(76)が撮影した「追憶」が選ばれた。

 同展は▽「日本第一」の塩を産したまち 播州赤穂▽荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間〜北前船寄港地・船主集落ーの2つの日本遺産の認知度向上を図ろうと、市が作品を公募して先月3日から12日に市立図書館で開催。来場者による投票で入賞作品10点を選定した。

 最多得票を集めた武村さんの作品は、坂越の市街地景観形成地区で人通りがなくなった夜の町並みを撮影した一枚。長時間露光による色調への作用を活かし、街灯の明かりに照らされた白壁や石畳が赤く染まってみえる幻想的な情景を表現した。

 同写真展には市内外27人から計67点の応募があった。入賞者は次のみなさん。敬称略。

▽最優秀賞=武村晴人
▽優秀賞=門光廣、村上正幸
▽佳作=亀井陽介、廣島敦子、荒木幸治、中濱祐介、狩川真人、亀谷淳二、藤本眞人

(最優秀賞を受賞した武村晴人さんの作品「追憶」)

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