赤穂民報

みんな生き生き「ユニバーサルマラソン」(3月15日)

 「兵庫ユニバーサルマラソン2023」が12日、御崎の赤穂海浜公園であり、車いすロードレースとユニバーサルリレーに計約160人が出場した。

 一昨年まで丹波篠山市で行われた「全国車いすマラソン大会」を継承した大会として兵庫県と公益財団法人兵庫県障害者スポーツ協会が主催。1周約2キロのコースを5周した。

 車いすロードレースには12人が出場。懸命に腕でホイールを回して進むランナーたちに声援が送られた。障がいの有無を問わず1チーム2〜5人でタスキをつないだユニバーサルリレーには40チームがエントリー。同級生4人で走った南野中の整体師、小橋孝弘さん(40)は「障がいがある人もない人も、みんなが生き生きしていて、自分も元気に走れた」と明るかった。

 約2年前の脳出血で右半身に麻痺が残る宍粟市の会社員、大谷一生(かずお)さん(48)はリハビリ仲間や支援員とチームを作ってリレーに参加した。会場には車いすラグビーやボッチャ、タンデム(2人乗り)自転車など十数種類のパラスポーツを体験できるコーナーもあり、「スポーツできるのは素晴らしい。マラソンだけでなく、フライングディスクや卓球にも挑戦したい」と意欲的だった。

(一斉にスタートするユニバーサルリレーの第一走者)

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