赤穂民報

義士娘が一日交通安全大使「思いやりとやさしい心で」(5月9日)

 春の全国交通安全運動出発式が9日、中広のイオン赤穂店駐車場であり、第36代赤穂義士娘の宮地真子(まこ)さん(23)が「一日交通安全大使」として買い物客らに交通安全を呼び掛けた。

 「一日交通安全大使」のたすきをかけて登壇した宮地さんは「道路を横断するときはしっかり左右の確認を。横断歩道は歩行者優先。自転車に乗るときはヘルメットをかぶりましょう」と呼び掛け、「思いやりとやさしい心で一つでも多くの交通事故をなくしていきましょう」とメッセージを朗読した。

 出発式は、運動が11日から始まるのを前に赤穂市と警察などが実施した。赤穂署地域課の小嶋隆之巡査部長(33)が署員を代表して「存在感のあるパトロールと悪質危険なドライバーの取り締まりを強化して、全力で悲惨な交通事故の抑止を図ります」と決意表明。兵庫県警察音楽隊が童謡や歌謡曲の演奏に合わせて「昨日のお酒残ってない? 飲酒運転マジあかん」「ヘルメットかぶってや〜」などと交通安全をアピールしながら観客を楽しませ、赤穂交通安全自家用自動車協会の会員らが啓発ちらしとグッズを配布した。

 自動車運転免許を取得するため教習所へ通っているという宮地さんは、近く路上教習がスタートするといい、「私自身、しっかりと安全運転を心掛けていきたいです」と笑顔で抱負を話した。

 春の全国交通安全運動は5月20日(土)まで。赤穂署管内では広報啓発活動や交通指導員による見守り活動を強化し、交通事故防止の徹底を図る。

(「一日交通安全大使」として事故防止を呼び掛けた赤穂義士娘の宮地真子さん)

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