赤穂民報
【読者の声】 「声を聴く会は選挙違反」は本当?(3月12日)
先週(3月7日号)の民報に載っていた市会議員選挙前の「声を聴く会」ですが、あいさつ回りに来た人(立候補予定者)に「出るんですか?」と尋ねたら、「選挙違反になるので、出られない」と言っていました。どういうことか知りたいです。(加里屋の50代男性)
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全国各地の同種行事を支援しているNGO「リンカーン・フォーラム」によると、平成9年に当時の自治省(現総務省)選挙課長から「告示前でも政治運動は自由。現職が実績を語るのも、それが客観的事実の表明である限りは構わない」とする見解が出され、こうした行事が合法であることは「もはや議論の余地がない」という。
公職選挙法に抵触するとすれば、出席者が「私に投票してください」というような事前運動発言をした場合のみで、過去に全国で延べ1500回を超える開催があった中で、トラブルになったケースは皆無だという。
また、文書などと同様、あらかじめ選挙管理委員会にスピーチ原稿に問題がないか確認を求めることも可能で、「どうしても不安だという人があるなら、選管に相談してみては」としている。
今回の行事を主催する赤穂青年会議所は「どの立候補予定者も正しく理解していただいていると思うが、もし、誤解があるならきちんと説明したい」と話している。
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赤穂民報より
議会と市民との距離を近づけるチャンスなので、一人でも多くの立候補予定者が出席することを期待します。
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