赤穂民報

唐船山の落書き 市が警察に被害申告(9月6日)

 瀬戸内海国立公園の第2種特別地域にある御崎の唐船山で岩肌に落書きが見つかった問題で、土地を所有する赤穂市は赤穂署に被害を申告した。同署が自然公園法違反容疑で捜査を開始した。

 落書きはスプレー塗料で「お前ら」「死ね」などと書かれ、市公園街路課によると、青、黒、水色の3種類が確認された。市は塗料の一部を採取して同署に提出。警察が成分を分析して塗料のメーカーや販路などを捜査する方針という。

 自然公園法は、特別地域内で許可なく広告物やそれに類するものを掲出した者に懲役1年以下または罰金100万円以下に処すると定めている。市は環境省と協議した上で今回の落書きが同法違反に当たる可能性があると判断。8月29日付けで同署に被害を申告した。

 市は「悪質な行為。落書きは塗料の成分を確認した上で、消去の可否や方法など対応を検討することになる」(同課)としている。

(赤穂市が警察に被害申告した唐船山の落書き)

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