赤穂民報
重さ約200キロの「カボチャのお化け」(10月21日)
中浜町の住宅街で巨大カボチャにハロウィンの装飾をしたオブジェが道行く人の目を引いている。
加里屋の兵庫県職員、木村聡さん(63)が今年育てた巨大種「アトランティックジャイアント」に、イラストが得意の従姉の平安千晶さん(60)=尾崎=が顔とゴーストをペイント。とんがり帽子をかぶせた。
親類が所有する休耕地に雑草を生やさないようにしようと、農業経験のなかった木村さんが苗を植えたことが始まり。カボチャの大きさを競う「日本一どでカボチャ大会」で入賞経験がある知人の本田三郎さん(78)=佐用町=からもらった種をシャーレで発芽させ、5月に植え付けた。畑のそばに住む父・俊夫さん(89)にも協力してもらって水やりなどの世話を続けると、どんどん大きくなった。
胴囲は253センチあり、推定重量は約200キロ。近所の子どもたちは「大きくてびっくり」と目を丸くし、木村さんは「10月いっぱいは飾っておくので、写真を撮るなど楽しんでもらえれば」と話している。
(推定重量約200キロの巨大カボチャを装飾したハロウィンのオブジェ)
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