赤穂民報

伝統の婚礼再現「坂越の嫁入り」(11月5日)

 坂越地区に昭和初期から伝わる伝統的な婚礼行事を再現した「坂越の嫁入り」が4日にあり、神社での挙式や花嫁行列などが行われた。

 北前船寄港地として日本遺産の構成文化財が数多い坂越地区の伝統を継承しようと、地元住民らでつくる実行委員会が企画。たつの市御津町の会社員、本江直人さん(25)と真衣さん(25)の新郎新婦が紋付きはかまと白無垢で参加した。

 大避神社で神前式の結婚式を挙げ、古民家を改装した「くつろぎの縁側『優・優』」で三三九度。中庭で紅白の餅をつき、集まった人たちに振る舞った。雅楽の先導で白壁と板塀の路地を花嫁行列。地元住民らが温かい拍手で出迎えた。

 本江さん夫妻は昨年3月に入籍。コロナ禍などで見合わせていた結婚式を挙げられたことに2人は「大勢のみなさんに祝ってもらってとてもうれしい。とても華やかで一生の思い出になりました」と感激した。

(伝統的な婚礼の習わしを再現した「坂越の嫁入り」)

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