赤穂民報

「日没後に大地震」松原町で防災避難訓練(11月12日)

 松原町自治会(204世帯)は11日、日没後の南海トラフ地震を想定した防災訓練を実施。暗い中、住民ら124人が自宅から避難所まで移動する経路を確認した。

 「南海トラフ巨大地震が発生し、赤穂市内で震度6弱を観測した」との想定で警察と消防本部、消防団も参加。自治会三役が手分けして組長11人に避難情報を連絡し、各組ごとに指定緊急避難場所の尾崎公民館に隣接する地区体育館まで移動した。自力歩行が難しい要支援者を想定してリヤカーや車椅子を使った避難も訓練した。

 同自治会は2012年から防災訓練を実施。コロナ禍の中止や規模縮小をはさんで4年ぶりで、初めて夜間に行った。池渕悟会長代行(76)は「地震はいつ起きるかわからない。日頃から家族同士で避難場所や連絡方法などを話し合っておいてほしい」と防災意識向上を呼び掛けた。

(夜道の避難を体験した松原町の防災訓練)

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