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12月1日に「はくほう会病院」を統合 赤穂中央病院(11月28日)

 赤穂中央病院は、同じ医療法人伯鳳会が運営する赤穂はくほう会病院を12月1日に統合すると発表した。はくほう会病院は中央病院の「外来棟」となり、従来と変わらない診療科で診察を行う。統合後の病床数は298床となる。

 はくほう会病院は、中央病院の患者数増加などに対応するため、公道をはさんだ場所に2003年に開院。当時は公道を隔てた建物は渡り廊下などを設置しなければ同一医療機関として認められず、「赤穂中央クリニック」の名称で設立した。その後、施設間を隔てる公道に両施設の敷地が面していることなどを条件に一体の施設と認められるように制度が緩和されたこともあり、統合に向けた準備を進めたという。

 統合後は外来診療科、入院病床とも中央病院にそのまま移管。元々病床数が200床以上で選定療養費の徴収義務がある中央病院に統合するため、紹介状を持たずに受診した場合は「500円」が加算される。

 統合により医師や看護師など医療従事者の配置をより柔軟にできるメリットもあるといい、長尾俊彦院長は「引き続き、よりよい医療を提供していきたい」と話している。

(赤穂中央病院へ赤穂はくほう会病院を統合する告知)

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