赤穂民報

今年も熱演、有年小6年生の創作劇(2月9日)

 郷土民話を基に6年生児童が台本を作った創作劇「有年物語」が有年小学校(山崎雅人校長)でこのほど上演された。
 地域学習の一環で、今年で3年目。6年生にとって卒業前の記念行事になりつつある。
 今年も2学期中から同級生12人が力を合わせて大道具、小道具づくり。年明けからは毎日のように稽古に励んだ。下級生も舞台の背景画を描くなど手伝った。
 シナリオは先輩たちが残したものを改訂。地元に伝わる民話の中から「なまず峠」「ありなし山」「灰の縄ない」の3つを組み合わせ、「思いやりと助け合い」をテーマに約1時間半の芝居に仕立てた。
 会場の体育館には地域の人たちも来場。下級生児童と合わせて約140人が舞台に注目した。
 いとこの演技を見に来た大町の山本直美さん(35)は「有年の歴史が良くわかりました」と熱演に拍手。「灰の縄ない」で主演した山本晴生君(12)は「思ったよりもお客さんが多くて足が震えた。でも練習以上にできた」と達成感を話していた。

(6年生児童が熱演した有年小の創作劇)

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