赤穂民報
「感動させる演奏を」マーチングバンド全国大会で活躍誓う(12月9日)
寿町の金谷美玲さん(17)と中広の大河優月さん(18)が所属する創志学園マーチングバンド部が、12月10日(日)に行われる第51回マーチングバンド全国大会(さいたまスーパーアリーナ)の高校・小編成部門に出場する。
ともに3年生で、バリトンの金谷さんはチームのキャプテン。大河さんはベースドラムを担当する。ディズニーの人気映画「アラジン」のメドレーで9月の岡山県大会、11月の中国地区大会をともに1位で通過。5年連続5度目の全国大会出場を決めた。
前回大会は創部初の全国大会金賞に輝き、5位入賞。「さらに上を目指そう」と3月に新チームが発足したものの、部にまとまりがなく「このままだと全国大会出場は怪しい」と周囲から見られていたという。基本に立ち返り、春先は基礎練習に専念。全体の底上げに集中した。
「あの3月があるから今がある」と金谷さん。8月の合宿では「3年生のパートリーダーがリーダーシップを発揮してくれた」ことで一気に結束とパフォーマンスレベルが向上したという。
全国大会へ向けて大河さんは「このメンバーで最後の本番。演奏が終わったときに『楽しかったな』と思えるように頑張る」と抱負。金谷さんは「お客さんを感動させる演奏・演技を一人でも多くに届けたい」と意気込む。
(マーチングバンド全国大会での健闘を誓う金谷美玲さん(左)と大河優月さん)
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