赤穂民報

海浜公園活性化へ「うみの会議」アイデア出し合う(12月12日)

 県立公園の活性化や新たな利用の可能性についてアイデアを話し合う「はじめよう!赤穂海浜公園うみの会議」がこのほど御崎の同公園であり、近隣住民や利用者など約20人が参加。テーブルに広げた園内図を見ながら自由に意見を出し合った。

 リノベーション計画に基づき、再整備計画や民間活力の導入が予定されている同公園について、さらなる魅力向上を図る糸口を模索しようと、県光都土木事務所が試行的に開催した。海に面したロケーションと「生み出す」という意味をかけて「うみの会議」とし、「気軽に話し合える雰囲気に」と会議室ではなく、外が見える管理事務所ロビーで行った。

 参加者らは車座になり、「雨宿りできる場所が少ない」「自転車の乗り入れを解禁してほしい」「暑さをしのげる木陰が必要」といった意見や要望を率直に発言。「塩味まんじゅうを自分で作れる施設があったらおもしろい」「西日本最大級のドッグラン施設を設けては」といったアイデアも出された。

 県によると、兵庫県立尼崎の森中央緑地では、市民がイベントやアイデアを持ち寄り実現へ向けて企画・実施する場として「森の会議」を約10年前から月1回のペースで開き、毎回20〜30人が参加しているという。「うみの会議」を主催した光都土木事務所は「赤穂海浜公園に対する参加者のみなさんの思い入れや情熱を体感できた。できれば、こうした場を継続して、行政とは異なる視点でも取り組みやネットワークづくりにつなげたい」(港湾課)と話している。

(赤穂海浜公園の活性化について自由に意見やアイデアを話し合った「うみの会議」)

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