赤穂民報

盗んだ給湯器89台 窃盗容疑で33歳男を最終送致(2月2日)

 人が住んでいない家を狙って給湯器を盗む犯行を繰り返したとして、相生署は2月1日、窃盗容疑で赤穂市坂越の元会社員の男(33)=同容疑で起訴済み=を最終送致した。

 同署によると、男は昨年9月16日、相生市内の空き家から給湯器を盗もうとした窃盗未遂容疑で10月13日に逮捕。その後の捜査で昨年2月から9月にかけ、同市や赤穂市、上郡町などで民家やアパートなどから給湯器を盗んだ疑いが発覚した。逮捕容疑は全部で61件で、被害台数は計89台(約200万円相当)に上るという。1棟から一度に9台を盗んだとみられるケースもあるという。

 捜査関係者によると、男は犯行当時、給湯器を設置する仕事に従事しており、工具で配管を切断して持ち去る手口で犯行に及び、盗んだ品物を買取り業者に売却していたという。「金のために盗んだ」などと容疑を認めているという。

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