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病院事業管理者に高原秀典氏任命へ(3月16日)

 赤穂市は、昨年4月から空席となっている病院事業管理者に現院長の高原秀典氏(65)を任命する方針を固めた。4月1日付けの人事異動で正式発表される見通し。

 高原氏は1991年に赤穂市民病院に麻酔科医師として着任し、93年に外科医師となった。一旦、滋賀医科大学大学院医学研究科で学び、博士課程を修了した2001年に外科部長として復帰。診療部長、副院長などを経て22年に院長に就任した。

 赤穂市民病院の病院事業管理者をめぐっては長年空席が続いた中、外部有識者会議が経営改善策の一つとして挙げた「病院運営と経営に精通した専任の病院事業管理者の配置」の提言を受け、22年4月に公益財団法人兵庫県健康財団副理事長の寺谷進氏を起用。31年ぶりに配置された病院事業管理者の手腕が期待されたが、「一身上の都合」を理由にわずか1年で辞職した。

(病院事業管理者に任命される見通しの高原秀典氏)

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