赤穂民報
「基礎を大切に」バレーボールクリニック(5月12日)
9人制女子バレーボールのトップチームを招いたバレーボールクリニックが11日、加里屋の品川リフラ赤穂市民総合体育館であり、「デンソーテン・レッドフェニックス」の選手たちが市内の小中学生約80人をコーチした。
デンソーテンは神戸市を拠点とし、全日本総合選手権を通算7度優勝した実績を誇る実業団チーム。バレーボールの普及振興を目的に2007年から開いているクリニックは昨年までに全国各地で合計265回を数える。
この日はユニフォーム姿の選手たちが子どもたちに直接指導。午前はトスやレシーブといった基礎を教わり、午後はより実践的な練習を行った。関西福祉大学の女子バレーボール部も指導を手伝った。
「上達するには、基礎をおろそかにしないこと」と佐々木遥香キャプテン(25)。高雄少女バレーボールスポーツ少年団の畑尾菜唯希(なゆき)主将(11)=砂子=は「しっかり構えておく大切さがわかった」と熱心に守備練習に取り組んだ。
兵庫県実業団バレーボール連盟審判長で、クリニック招致に尽力した赤穂市バレーボール協会の上原明子さん(48)=元沖町=は「関係機関や少年団が賛同してくれたおかげでクリニックが開催できた。競技人口の裾野を広げるために今後も継続したい」とバレーボールの普及振興に意欲をみせた。
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(実業団トップチームを招いて開かれたバレーボールクリニック)
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