赤穂民報

砂子のJR踏切 列車にはねられ歩行者女性が死亡(5月24日)

 5月24日午後2時10分ごろ、赤穂市砂子のJR赤穂線「砂子(まなご)踏切」で、播州赤穂発姫路行の普通列車に歩行者の女性がはねられた。

 赤穂署によると、女性は全身を強く打ったとみられ、その場で死亡が確認された。警察の調べで、備前市日生町寒河の無職女性(38)とわかった。女性が遮断棒をくぐって線路内に入るのを運転士が発見し、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。乗客約200人にけがはなかった。踏切近くの住民は「サイレンが聞こえて表に出て事故だと知った」と心配そうに現場の方向を見つめていた。

 現場は遮断機のある踏切。同署は事故の詳しい状況を調べている。

 JR西日本によると、この事故の影響で、上下線計2本が運休。3本に最大45分の遅れが生じ、乗客約750人に影響が出た。

(JR赤穂線の砂子踏切で発生した人身事故現場)

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