赤穂民報

出水期前に防潮施設をチェック(6月3日)

 梅雨や台風シーズンを前に高潮や津波などの被害を防ぐゲートに異常がないか確認する年1度の防潮施設巡視点検がこのほどあり、赤穂市と兵庫県の職員約40人が市内約100か所を手分けしてチェックした。

 市土木課管理係によると、市内には赤穂港、坂越港、古池港に垂直ゲートをハンドルを回して下ろす樋門が40か所、重い鉄製扉を水平にスライドさせる陸閘(りっこう)が62か所ある。職員らは2日がかりで各所を巡り、1か所ずつゲートを開閉して動作確認した。

 点検の結果、堆積した土砂により完全に閉まりきらなかったり、ゴムパッキンの劣化でゲートに隙間があるといった施設が計30か所見つかったという。県は市から正式に点検結果の報告を受けた上で、「土砂の浚渫やパッキンの交換など必要なメンテナンスを早急に実施したい」としている。

(出水期を前に実施された防潮施設の巡視点検)

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