赤穂民報

「ルール守って楽しい夏休みに」ヒーロー寸劇で防犯啓発(7月18日)

 ヒーローコスチュームに身を包み地域の安全を呼びかける、有年中学校の生徒有志による「マモルンジャー」が17日、校区内の2小学校で防犯啓発活動。夏休みを安全に送るための注意点を寸劇で伝えた。

 マモルンジャーは2010年に誕生。生徒会の学校防犯対策委員会が中心になり、寸劇で事故や犯罪の予防を訴える活動に取り組んでいる。

 この日は夏休みを前に原小学校と有年小学校の2か所で上演した。わざとぶつかってきて治療費を要求する「当たり屋」や盗撮犯に子どもたちが狙われる筋書き。赤、青、ピンクなどの衣装で扮したマモルンジャーの5人が必殺技で犯人たちを撃退し、「悪いやつにからまれたら、走って逃げるか、大きな声で助けを呼んで」「人通りの少ないところは一人で歩いちゃだめよ」などと被害を防ぐポイントをアピールした。

 子どもが乗った自転車がスピードの出し過ぎでお年寄りにぶつかってしまう場面では、「自分だけじゃなく、周りの人も大けがになってしまうこともあるよ」と安全な自転車の乗り方を呼び掛けた。

 寸劇を見た原小5年の柳原芯吏(しんり)君(10)は「マモルンジャーが言っていたことを守って、楽しい夏休みにしたいと思います」。学校防犯対策委員会の久須北翔(ほくと)委員長(14)=3年=は「僕らも小学生のお手本になる行動を心がけたい」と防犯と交通安全の意識を高めた。

(小学生向けに夏休みの安全な過ごし方を寸劇で演じた有年中生徒の「マモルンジャー」)

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