赤穂民報

「丁寧な説明あったほうがよかった」牟礼市長が知事対応に苦言(7月18日)

 兵庫県の齋藤元彦知事(46)が県幹部職員からパワハラなどの疑惑を告発された問題をめぐり、牟礼正稔市長(69)は18日、疑惑が発覚してからの齋藤知事の対応について「もう少し丁寧な説明があったほうがよかったのではないか」と語った。

 牟礼氏は同日赤穂市役所であった定例会見で、現在の県政の状況についての認識を記者から問われ、「正直言って、あまり好ましいものじゃない」と考えを示した。「齋藤県政になって、Z世代であるとか、新たな取り組みもされているので、一定以上評価したい」と就任後の実績を認めつつも、「3月27日以降の知事の発言や対応については、もう少し丁寧な説明があったほうがよかったのではないか」と苦言を呈した。

 また、県政の現状を「混乱しているように見える」と評した上で、その要因を「過熱気味な報道もある」とし、「県議会の百条委員会や第三者委員会でつまびらかになっていくと思うが、一日も早く正常な姿に戻って、兵庫県政が従前通り市町とも連携してやっていくことを望んでいる」と述べた。

 また、赤穂市の職員が齋藤知事からパワハラや物品要求を受けたことはないか、との問いには「私の知る限り、それはない」と否定した。

(牟礼正稔・赤穂市長)

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