赤穂民報

全中陸上に坂越・桶口陽祐君と赤穂・川畠蓮生君(7月25日)

 陸上の全国中学総体(8月17〜20日、福井市)に坂越3年の桶口陽祐(ようすけ)君(15)と赤穂3年の川畠蓮生(かわばた・れお)君(14)が出場する。ともに初出場で、最終学年の夏にベストを尽くすことを誓っている。

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 桶口君は共通男子800メートルに出場する。

 昨季までは自身の適性を見定めようと、100メートルから1500メートルまでさまざまな種目を経験し、800メートルを専門種目としたのは今シーズンから。6月の県通信大会で1分59秒70で走り、全国大会参加標準記録を突破。今月の西播総体では西播中学記録に100分の2秒差に迫る1分59秒53の大会新記録で優勝するなど、走るたびにタイムを伸ばしている。

 軸がぶれない安定したフォームで、残り200メートルのラストスパートで好位から抜け出すのが勝利のパターン。競り合いにひるまない気持ちの強さも備える。「西播記録更新と決勝進出」を全国大会の目標に掲げ、さらなるスピードとスタミナの強化を図る。

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 男子100メートルに出場する川畠君は瞬発力を活かしたスタートダッシュを武器にするスプリンター。県通信でそれまでの自己ベストを0・3秒も更新する11秒20で走り、全国大会の参加標準記録をクリアした。

 5月上旬の練習中に右足ふくらはぎの肉離れを発症し、走ることのできない日が続いた。「上半身を鍛えるチャンス」と前向きに気持ちを切り替え、筋力トレーニングに地道に取り組んだ。「腕がしっかり振れるようになった」ことが記録向上につながった。

 「自分が全中に出られるとは思っていなかった。スタートには自信があるので、レース中盤のピッチを上げることを意識したい」と全国大会で10秒台を目指す。

(共通男子800メートルで全国中学総体に出場する桶口陽祐君)

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