赤穂民報

勤務中に同僚に暴力 60代男性看護師を減給の懲戒処分 【修正あり】(8月6日)

 勤務中に同僚職員に暴力をふるったとして、赤穂市民病院は2日、60代男性看護師を減給10分の1(6か月)とする懲戒処分を行ったと発表した。

 病院によると、男性看護師は今年7月10日午前11時50分ごろ、病院内で業務上の不備を同僚の50代女性看護師に指摘されたことに腹を立てて暴言。被害を上司に相談していた同僚の背中を殴打したという。

 病院は「被害者に関する情報は差し控える」として発生場所や当時の詳しい状況を明らかにしていないが、「治療を要するようなけがはなかった。患者は近くにおらず、患者への影響はなかった」(総務課)としている。

 市は「職場内の秩序を乱す行為で、職員全体の信用と名誉を著しく傷つけるもの」として、7月31日付けで懲戒処分。男性看護師は同日付けで依願退職した。

 高原秀典・病院事業管理者は「公務員の信頼を失墜させるもので、生命を守る病院職員として決してあってはならない行為であり、心よりお詫び申し上げる。今回の事案を厳粛に受け止め、職員に対し、職務の内外を問わず公務員としての自覚を促すとともに、より一層、服務規律の徹底と綱紀粛正を図り、市民の皆様の信頼回復に取り組んでいく」とのコメントを発表した。

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 暴力行為があった際の状況について、病院への取材で新たにわかったことがありましたので、記事を加筆しました。(2024年8月13日15時20分)


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