赤穂民報
創立80周年で記念碑建立 相生産高(8月9日)
今年で創立80周年を迎えた相生産業高校(魚住啓明校長)に記念碑が建立。2日に除幕式があり、学校史の節目を祝った。
1944年4月18日に相生市立造船学校として開校。4年後に学制改革に伴い兵庫県立相生工業高校に改名され、59年に相生市立相生高校と統合して現在の校名となった。同校によると、これまでに2万361人が卒業。赤穂市内からも多くの生徒が在籍した。
記念碑は、地球をイメージしたという半球形の石碑に現旧3つの校名と校章を示すプレートを埋め込み、80周年にちなんだ八角形の台座を含めて高さ1メートル。「3つの学校時代の名称と校章を後世の記憶に刻み残そう」と同窓会が寄贈し、生徒らが登下校時に通る正門そばの花壇に設置された。
除幕式で魚住校長は「今後も地域社会の発展に貢献できる人材が育成され、『あいさん』を通した友情と人々の絆が深められることを祈念します」とあいさつ。除幕のロープを引いた生徒会役員の池田龍祐君(17)=機械科3年=と志水颯斗君(16)=電気科2年=は「これまでの80年間の素晴らしい歩みを今後の学校生活や人生の歩みに生かしていきたい」などと語った。
同校では10月5日(土)に創立80周年記念式典を挙行する。
(相生産業高校の創立80周年で建立された記念碑)
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