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第二種電気工事士 中1生が一発合格(9月14日)

 電気設備工事に必要な国家資格の第二種電気工事士試験に東有年の中学1年、山谷彩人君(12)=有年中=が合格。初めての挑戦で見事にパスした。

 理科が得意な山谷君は小6の夏休みの自由研究でパソコンを自作したのをきっかけに電気回路に興味を持った。今年3月に書店で電気工事士の参考書を目にし、受験を思い立った。

 電気工事士の試験は、学科試験で50問中30問以上の正答と、実際に工具を使って電気回路を施工する技能試験をノーミスでクリアしなければ合格できない。山谷君は過去の試験問題を中心に勉強し、4月の学科で47問正解。7月にあった技能は照明器具とスイッチボックスなどを接続する課題を完璧に施工した。

 試験の主催法人によれば、今回の合格率は学科が60・2%、技能は71・0%。合格者の多くは高校生以上だという。

 「合格できる自信はあったけど、通知が来るまではドキドキした」と山谷君。将来はソフトウェア・エンジニアになりたいと言い、「世の中の人の生活が便利になるソフトを開発したい」と夢を持っている。

(第二種電気工事士試験に中学1年で一発合格した山谷彩人君)

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