赤穂民報

創立80周年の相生産業高で記念式典(10月6日)

 相生産業高校(魚住啓明校長、相生市千尋町)で5日、創立80周年記念式典があり、全校生徒と教職員、来賓が節目を祝った。

 式典で魚住校長は、開学以来の関係者への感謝を述べ、「創立80周年を契機に『地域に愛され、地域と共にある学校』であり続けるために、地域の文化の担い手を育む場として豊かな人間性の人材育成に全力で努めていく所存」などと式辞。生徒会長の庭田美愛(みいな)さん(17)=商業科2年=が「歴史と伝統を引き継いでいくべき私たち在校生の責任をひしひしと感じています。これまで諸先輩方が築いてこられた伝統を糧に日々努力を重ねていくことを誓います」と言葉を述べた。

 式典には台湾から姉妹校の国立彰化師範大学附属高級工業職業学校の関係者24人も来日。記念公演ではアウトドア用品メーカー「モンベル」の辰野勇会長が「夢と冒険 アウトドア7つのミッション」と題して講演した。

 同校は1944年4月18日に相生市立造船工業学校として開校。4年後に学制改革に伴い兵庫県立相生工業高校に改名され、59年に相生市立相生高校と統合して現校名の兵庫県立相生産業高校となった。校訓は「誠実・創造・努力」。

(創立80周年を祝賀した相生産業高校の記念式典)

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