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発祥の国フランスで ペタンク世界選へ村上博樹さん(11月29日)

 赤穂市ペタンク協会の村上博樹さん(45)=塩屋=が12月5日からフランスで開催される世界選手権に日本男子代表として出場する。世界選の代表は6年ぶり2度目で、「平常心でプレーしたい」と静かに闘志を燃やしている。

 ペタンクはビュットと呼ばれる目標球に金属製ボールを投げ合い、相手より近づけて得点を競うフランス発祥の球技だ。村上さんは競技歴25年を超えるベテランで、安定したフォームから繰り出す正確なショットが武器。国内選考会で4位となり、代表4人の一人に選出された。

 個人戦のシューティングと3人組で戦う団体戦に出場する予定。団体戦では最終投球を担うことが多い「ティルール」というポジションで起用される見込みで、村上さんの一投にチームの勝敗がかかる局面も予想される。

 6年前に初めて出場した世界選手権では、国内では経験したことのない大勢の観客に囲まれ、会場の雰囲気にのまれたまま大会が終わってしまった後悔がある。その教訓から「緊張した場面でも力を出せるように」と、心拍数を上げた状態で投球する練習を取り入れたという。

 同協会の寺岡義男会長(81)は「日本代表の活躍が日本でのペタンクの普及につながる」と活躍に期待。村上さんは「まずは決勝トーナメント進出が目標。その上で上位入賞を目指したい」と意気込む。

(自身2度目の世界選手権で健闘を誓う村上博樹さん)

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