赤穂民報

あなたの耳は大丈夫? 「聞こえ」のチェック10項目(3月3日)

 難聴や加齢による影響などで耳が遠い人とコミュニケーションを取る方法をテーマにした「聞こえの相談会」が1日に中広の赤穂市総合福祉会館であった。

 3月3日の「耳の日」を前に「聞こえ」について正しい知識を広めようと、要約筆記サークル「赤穂イヤモード」が主催した。代表の平山典子さん=元沖町=が耳の仕組みや難聴になる原因などを解説。参加者からの質問や悩みの相談に応じた。

 平山さんによると、聞こえにくい人は後ろや横からの音や、複数の方向から同時に届く音を認識しづらいという。また、難聴は耳鳴りやめまいを伴うケースが多く、本人も無意識のうちに不機嫌になってしまい、周りから「声を掛けたのに無視された」「いつも怒っている」などと誤解されることがあるという。

 「耳が遠い方には、顔が見える方向から声をかける。手を振るなどして合図してから話し始めるといいですよ」と平山さん。また、例えば「お・は・よ・う」というように一文字ずつ区切って話しかけるのは「かえって伝わりにくい」といい、「おはよう」と文節を一続きに話すほうが良いともアドバイスした。補聴器をつけることで耳鳴りも改善することがあり、「まずは耳鼻咽喉科で聴覚検査して、どの周波数が聞こえにくいのか把握することが大切。その上で補聴器を時間をかけて選んで、自分に合うように調整して」と勧めた。

 平山さんは「聞こえにくいことの辛さは目に見えないので、なかなか理解してもらえない。周囲の人が少し配慮してあげることで、上手にコミュニケーションをとってほしい」と話し、ジェスチャーを交えた会話や筆談の活用も紹介した。

 来年以降も「耳の日」にちなんだ企画を検討するほか、「グループなどから依頼があれば、出張相談会にも応じる」という。

(「聞こえの相談会」で耳の仕組みを解説する赤穂イヤモード代表の平山典子さん)

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