赤穂民報

美化センター 23億円かけた大規模改修が竣工(3月5日)

 中広の赤穂市美化センターで2022年から行われていた大規模改修工事が完了し、3日に議会による竣工検査が行われた。

 大規模改修したのは、ごみ焼却施設と粗大ごみ処理施設。いずれも竣工から30年前後経過し、センターによると各種機器の経年劣化による性能低下や深刻な故障のリスクが生じていた。

 今回の改修では、ごみ焼却施設の全57設備と粗大ごみ処理施設の全23設備のすべてで装置や部品の交換、修繕などを実施した。改修費の総額は23億1017万円。また、改修に伴うごみ焼却施設の休止により、昨年11月中旬から2か月間で「燃やすごみ」約1712トンの焼却を近隣自治体などに委託したため、運搬費を含めて5200万円を要した。

 センターによると、工事は順調に進み、試運転を経て1月20日ごろから再稼働。ほぼ本来の性能を回復できているといい、「今後も日常点検を徹底し、設備の維持管理に努めたい」と話している。

(大規模改修が完了した市美化センターの竣工検査)

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