赤穂民報
赤穂城跡の魅力満載 デジタルミュージアム 21日から公開(3月8日)
赤穂市は、国史跡・赤穂城跡に関する史料を高精細画像や3Dモデルとともにウェブ上で閲覧できる「赤穂城デジタルミュージアム」を3月21日(金)から公開する。
赤穂城の築城史や構造などを詳細にまとめた解説ページ、見どころを音声で語るオーディオガイドなどで構成。城下町に点在する歴史スポットを示す地図はグーグルマップと連携し、ナビゲーション機能を搭載した。さらに市内の主な飲食店を紹介する「赤穂観光デジタルマップ」にもリンクする。
17世紀前半から18世紀後半にかけて描かれた赤穂城や城下町の絵図20点は高精細画像を収録し、細部まで精密に拡大表示が可能。一部の画像はスライダー機能により翻刻図と相互に比較できる。3次元モデルのページは、現在の城郭や過去に行われた発掘調査時の状況を3D画像で展開。自由な視点で赤穂城を俯瞰できる。
公開に伴い、赤穂城跡本丸櫓門の階上展示室に4Kの大画面で「赤穂城デジタルミュージアム」を閲覧できる55インチの大型タッチパネルを設置。土曜、日曜、祝日の午前10時~午後4時に無料で利用できる(1、2、7、8月は除く)。
国の「デジタル田園都市国家構想交付金」を活用して整備した。日本語、英語、繁体字、簡体字の4か国語に対応し、赤穂市教育委員会文化財課の荒木幸治係長(48)は「赤穂市及び赤穂城跡周辺への誘客を図り、まち歩きとともに赤穂城観光を満足してもらえるツールに」と話している。
市教委はデジタルミュージアムを見ながら赤穂城跡を散策する体験見学会を3月23日(日)午後1時~3時に開催(スマートフォンまたはタブレットを各自持参。通信料は参加者負担)。今年度に復元整備した西中門の現地説明も行う。3月10日(月)から先着40人を受け付ける。電話43・6962、メールbunkazai@city.ako.lg.jp。

(3月21日から公開される「赤穂城デジタルミュージアム」の一画面)
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