赤穂民報

勇壮華麗に女人義士行列(4月12日)

 サクラの花びらが舞う中、春恒例の大石神社「春の義士祭」が12日催され、女人義士行列など総勢400人が、お城通りをパレード。沿道の注目を浴びた。
 「春の大祭」から名称変更して5回目の節目を祝って拝殿前で鏡開き。出演団体が演舞を奉納し、パレードへ繰り出した。
 女人義士行列は今回で6回目。討ち入り装束を華麗に着こなした出演者たちが陣太鼓の音に合わせて行進した。
 サクラの髪飾りが女性らしさをうかがわせたが、パレードの締めくくりは勇壮に勝どきを上げた。
 大石内蔵助役を務めたのは明石市の塾講師、高光一枝さん(56)。母、妹の3人で申し込み、母(77)は茅野和助、妹(50)は堀部安兵衛に扮した。「歩くうちに堂々と太鼓を叩き、胸を張って内蔵助のように振る舞うことができました」と“大役”に満足そうだった。

(勝どきを上げる「春の義士祭」メインの女人義士行列)

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