赤穂民報

ゴーヤーで緑のカーテンを(5月29日)

 赤穂市役所の南玄関にゴーヤーのプランターが設置されている。庁舎の壁面に沿って張ったネットにつるをはわせ、“緑のカーテン”づくりを試みる。
 ゴーヤーは一年生のウリ科植物。原産は熱帯アジアだが、日本の本州でも十分な日当たりと降水量があれば栽培は可能。成長したつる、葉で直射日光を遮り、冷房費節約に役立てる取り組みが各地で広まり、昨年から実施した姫路市役所では室内気温が平均3度下がったという。
 市では今月22日、長方形のプランター8個にゴーヤー12株を植栽。株の間に同じつる性のアサガオの種をまき、庁舎2階から縦4メートル、幅8メートルのネットを設置した。
 職員が勤務時間外に交代で世話をし、順調に育てば7月ごろには天然のカーテンに育つ予定だ。
 市農林水産課は「地球温暖化について少しでも興味関心を持ってもらい、市内でもグリーンカーテンが広まれば」と話している。

(市役所玄関横のプランターに植えられたゴーヤーに水やりする職員)

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