赤穂民報

公募の事務局長、任期残して退職(6月4日)

 赤穂観光協会が公募採用した事務局長(52)が「一身上の都合」を理由に5月末付けで退職した。JRの大型観光キャンペーン期間中に事務局長が任期を3カ月残して去るという異常事態に関係者はショックを受けている。
 関係者によると、事務局長は春ごろから退職の意向を示していたという。「せめて協会の総会までとどまってほしい」と慰留され、総会翌日の5月28日に退職届が出された。
 事務局長は、同協会が初めて行った公募採用で平成19年9月に2年間の任期で着任。旅行代理店に勤務していた経験と人脈を活かし、観光客誘致に努めた。積極的な取り組みを評価する声が高く、「彼の退職は赤穂の観光業界にとって損失」と残念がる関係者は少なくない。
 退職時に配られたあいさつ状には、「家族の介護」が理由に挙げられていたが、ある関係者は「人間関係に悩んでいたようだ」と打ち明けた。
 同協会は当面、前任の八木圭吾さん(75)に代理を依頼。3日の理事会で後任を再び公募することを決めた。

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