赤穂民報

定住自立圏、協議会が船出(6月7日)

 赤穂、備前、上郡の2市1町が相互連携によるまちづくりを目指す「東備西播定住自立圏形成推進協議会」の第1回会合が7日、赤穂市役所で行われ、規約、収支予算計画などを承認した。
 協議会は3自治体の正副首長、議長ら12人で構成。会長は豆田正明・赤穂市長、副会長は西岡憲康・備前市長と山本暁・上郡町長がそれぞれ就任した。提案事項などを協議・調整する幹事会は明石元秀・赤穂市副市長が務める。
 この日は、交流事業として赤穂国際音楽祭への助成と、総務省から講師を招く議員合同研修会を当初事業計画として承認。当面の予算として約100万円を計上した。
 今後は幹事会と3自治体の職員が医療、交通、観光など8分野で開く部会で実施事業案をまとめる。協定と共生ビジョンの素案も策定し、9月の第2回協議会で検討。年内の協定締結、来年3月の共生ビジョン決定を目指す。
 協議会での3首長のあいさつは次のとおり。
 ▼豆田正明・赤穂市長=「構想の具体化を図るための協議会。協定締結を目指して忌憚のない意見を」
 ▼西岡憲康・備前市長=「中心市は実質的に赤穂市と認めている。構成市町が出し合った助成金をプールしてやっていかないとうまくいかないだろう」
 ▼山本暁・上郡町長=「県境をまたぐため、いろいろ問題はあろうかと思うが、一生懸命やっていきたい」


(3自治体から首長、議長らが出席して開かれた第1回東備西播定住自立圏形成推進協議会)

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