赤穂民報

落ちたひな「できればそのままに」(6月12日)

 先日、読者から「庭先に鳥のひなが落ちていました。どこか保護してくれるところはありませんか」と本紙に問い合わせがあった。
 県自然環境課野生鳥獣係などの話では、野鳥は孵化して10日から数週間の間に巣立ちの時期を迎え、親鳥に見守られながら飛行や餌取りを練習する。地上に落ちたひなの多くはその訓練中で、人間が近づくとサポート役の親鳥を遠ざけてしまう結果になるという。
 同係によると、「けがの有無などにもよるが、そのままにしておくのが適した判断」。落ちたのが、車が通るようなところなら、近くの安全な場所に移してやるとよい。
 もし、一旦保護してしまった場合でも「できるだけ早く、元いたところに戻してあげて」とのこと。「判断がわからない場合は電話してもらえればアドバイスします」と話している。Tel078・362・3463。

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