赤穂民報

「45リットル35円」ごみ袋価格案を提示(9月4日)

 赤穂市ごみ処理有料化検討委員会の第4回会合が4日、市役所で行われた。有料化の料金水準について具体案が当局から示されたが、議論の前提となる審議会答申を承認するかどうかで意見がまとまりきらず、本格的な協議は次回以降に持ち越された。
 当局案によると、指定ごみ袋の1枚当たり販売価格を▽45リットル袋35円▽30リットル袋23円▽20リットル袋15円に設定。平成19年度の決算額をベースに「家庭ごみ処理原価の1割を市民が負担」する価格設定とした。試算では、指定ごみ袋の販売収入は年間約3420万円。袋の作成費や販売手数料などの経費を差し引いた約1800万円を市の収入に見込んでいる。
 予定では、事務局の説明に基づき、具体的な協議に入る見通しだったが、「委員のみなさんが本当に審議会答申を“承認”しているのか確認してから議論すべきでは」との意見が出された。話し合いの結果、「審議会答申を“確認”した上で、次回から本格的な協議に入る」ことで合意した。
 傍聴した市内の60代女性は「出席している委員の中にも、有料化ありきの議論に困っている人があるように見えた。もっと市民の声を聞くべき段階なのでは」と話していた。
 第5回委員会は10月6日(火)午後2時から市役所6階大会議室。

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