赤穂民報

ごみ袋価格 結論を次回に持ち越し(10月6日)

 赤穂市ごみ処理有料化検討委員会(萬代新一郎委員長)の第5回委員会が6日、市役所で開かれた。継続協議となっていた、指定ごみ袋の販売価格について話し合われたが、結論を次回に持ち越した。
 市は指定ごみ袋の1枚当たり販売価格案について、「45リットル袋35円、30リットル袋23円、20リットル袋15円」を提示。▽家庭ごみ処理原価の1割を市民が負担▽袋の容量1リットル当たり1円−の2案のうち、「安価な方を採用した」としている。
 委員からは、「価格は妥当」と賛同する意見の一方、「できるだけ安くすべき」「袋代の原価分だけでいい」と“値下げ”を求める意見もあり、合意に至らなかった。
 別の委員からは「一定枚数を無料配布し、それ以上に使用する場合に有料で購入してもらうのはどうか(一定量無料型)」「高齢者や生活保護世帯への配慮が必要では」などの提案があった。
 一定量無料型について事務局は「ごみ袋を各世帯にもれなく配布する方法など実施面で困難。それに審議会で『料金体系は排出量単純比例型』と答申されている」と難色を示した。高齢者世帯などへの配慮については、「次回委員会に福祉施策を提案したい」とした。
 次回委員会は11月4日(水)に開かれる。

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