赤穂民報

ごみ減量は過剰包装廃止と分別で(10月26日)

 市民の目線でごみ問題を考えようと、市内の主婦グループがユニークな意識調査を行っている。スーパー入り口で買い物客に「ごみを減らすよい方法は?」と質問。▽ごみ処理有料化▽分別の徹底▽過剰包装の廃止−の中から有効と思うものにシールを貼ってもらう方式で参加協力を呼びかけている。
 調査を行っているのは「赤穂ごみ問題を考える会」(上杉泰子代表)。「ごみ処理有料化は本当に必要なのだろうか」という素朴な疑問を持った主婦たちで今年8月に発足し、学習会やミニ新聞で市民への情報提供に努めてきた。
 意識調査は「私たち市民の気持ちを目に見える形にするため」に発案した。25日までに市内のスーパー2カ所で1回ずつ実施し、計210枚の回答を得た。その結果、約6割が「過剰包装の廃止」、4割近くが「分別の徹底」を選び、「有料化」に貼られたシールは5枚にとどまった。同時に行った「ごみ処理有料化計画の撤回を求める請願署名」は約370筆が集まった。
 「ごみ減量には賛成だけど有料化以外の方法で取り組みたい、というのが多くの市民の気持ち」と上杉代表。「市民の声を市政に届けたい」と今後も意識調査と署名活動を行う予定にしている。

(主婦グループが行っている、ごみ減量方法についての意識調査)

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