赤穂民報

「今年後半から景気回復」TBS杉尾氏講演(1月19日)

 赤穂商工会議所金融部会など主催の新春経済講演会が19日に加里屋の商工会館であり、TBSテレビ解説委員の杉尾秀哉氏(52)が「報道から見た日本の未来〜2010年政治・経済の展望」と題して講演。市民、市職員など約150人が聴講した。
 杉尾氏は今年7月にある参院選について、「民主が単独過半数なら長期安定政権、与党過半数割れなら政界再編」と予測。元秘書らが逮捕された“小沢問題”に触れ、「小沢幹事長が刑事責任を問われるかどうかでその後の政治が大きく変わる。検察との戦いが決着するとみられる3月が山場」と政局を分析した。
 日本経済の今年の動向について「前半は厳しく、本格的な回復は後半から。ただし、足取りは遅く、景気回復を実感できるのは2012年以降だろう」と見通した上で、「政治も経済も成功体験にすがっていてはだめ。変化をチャンスと見る視点を持って挑戦し続けることが大切」と語った。
 テレビと同様、ソフトな口調で講演した杉尾氏は、朝の情報番組で共演している、みのもんた氏の横顔も紹介。「義理人情に厚く、昔気質の芸人。一日の睡眠時間は3時間ほどと超多忙だが、『眠い、疲れた、しんどい』という弱音を聞いたことがない」などと話し、来場者の関心を誘った。

(今年の政治経済動向について語った杉尾秀哉氏)

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