赤穂民報

「ごみ処理有料化撤回して」署名5400筆で請願(2月17日)

 赤穂市が導入を検討している家庭ごみ処理有料化をめぐり、市民グループ2団体が17日、計画の撤回を求める署名5441筆を添えた請願書を議会へ提出した。
 請願を行ったのは、「赤穂ごみ問題を考える会」(代表・上杉泰子さん)と「赤穂を愛する会」(同・三志多文代さん)。両団体は「ごみ処理有料化は税金の二重取りで、市民生活に大きな影響を与える」などとして、昨年9月から署名運動を広げてきた。
 提出後の会見で両代表は「有料化ではごみ減量にはつながらない。他の自治体でもやっているから、という理由では納得できない。市民からも知恵を集めて解決していくべき」などと請願提出の理由を語った。
 請願書と署名簿を受け取った池田芳伸議長は「請願は真摯に受け止めたい。24日の議会運営委員会で取り扱いを協議する」と話した。

◎「請願」とは
 住民要望を直接政治に反映させる方法の一つで、憲法で保障された権利。1人以上の紹介議員があることが条件。議員への周知までにとどまる場合がある「陳情」に対し、「請願」は原則として本会議で審議し、採択または不採択を決めなければならない。

(ごみ処理有料化の撤回を求めて請願書と署名簿を渡す上杉泰子代表=中央=と三志多文代代表=左=)

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