赤穂民報

同級生6人で手作りモード発表会(3月6日)

 「20歳の思い出作ろう−」。何気ない一言から、中学時代の同級生女性6人が手作りのファッションショー「kiss AKO COLLECTION」を開催する。発案から4カ月。仕事や学校が終わってから集まり、毎晩日付が変わるまで衣装制作、ステージ演出などの準備にかけてきた。「立ち見が出るぐらい大勢のお客さんに見てもらえたら」と夢見る彼女たちのステージは3月14日(日)、赤穂市民会館で幕を開ける。
 平成元年生まれの6人は赤穂中学校で同級生。うち3人は高校時代に手芸部で、他の3人もアクセサリーショップ店員や服飾専攻の学生などおしゃれ好き。昨年10月末に仮装してハロウィンパーティーを開き、高校の文化祭で行ったファッションショーの思い出話に花を咲かせた。メンバーの一人で、洋服店で働く朝生香織さん=加里屋=が「このメンバーでやってみようよ」と持ちかけ、一気に話が盛り上がった。
 「口だけで終わらせたくない」と必ず週1回はメンバー宅で企画会議を開くことを約束。裁縫やパソコンなど各自の得意を生かし、衣装制作や当日会場で映すプロモーションビデオ編集など役割を分担した。
 全員市内在住だが、それぞれ仕事や学校、アルバイトがあり、集まれるのはいつも午後9時以降。準備が佳境に入った2月からは毎日寄り合う。衣装の仕上がりに納得できるまで何度も縫い直し、空が白むまで続くことも。「6人でこんなイベントができるのも多分、最初で最後のチャンス」と睡眠時間を削って頑張ってきた。
 当日はワンピース、ドレス、子ども服など約35点を出品。同い年の友人ら約20人がスタッフとして協力してくれ、6人はモデルとして花道を歩く。歩き方やポーズの取り方を学ぼうと、大阪のファッションショーにも足を運んだ。
 「素人だけど、一生懸命作ったステージ。会場と一体になって盛り上がりたい」。大入り満員を心に願い、当日を待っている。
 1階大会議室で午後1時半開演。入場無料。問合せはTel070・5664・9366(朝生さん)。

(「ハタチの記念に」とファッションショーを開く同級生6人組)

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