赤穂民報

「緑提灯」の店、赤穂で第1号(3月13日)

 国産食材を積極的に使用する店のシンボルとして全国的に広まりつつある「緑提灯」を吊り下げた飲食店がこのほど赤穂に初登場。グリーンの明かりが道行く人の目を引いている。
 「緑提灯」は日本の食料自給率向上、地産地消推進を目的に、5年前に北海道・小樽で始まった市民運動。主旨に賛同する登録店は「地場産品応援の店」と書かれた緑色の提灯をぶら下げ、国産食材の使用率アップに努める。これまでの登録数は全国で2600店に達しているという。
 提灯には塗り絵の星が5個並び、国産食材の使用率がカロリーベースで50%以上なら1個、10%アップするごとに1個ずつ塗りつぶす。星の数が多いほど運動に貢献していることを示し、食の安全性を客にアピールするのにも役立つ。
 赤穂で最初の登録店になったのは、加里屋の「そば処衣笠」。そば粉、コメ、鶏卵はすべて赤穂産にこだわり、国産使用率は90%以上。堂々の“5つ星”が店先で光っている。
 店主の木村秀之助さん(62)は「おもしろい取り組みだと思って参加した。星の数に恥じないように、安全でおいしいメニューを提供したい」と話している。

(赤穂で初めてお目見えした「緑提灯」)

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