赤穂民報

県議会選挙区「佐用郡」の編入先に「赤穂市郡」も候補(3月24日)

 兵庫県議会は議員定数と選挙区に関する条例改正案を23日まで開いた同議会で可決。「佐用郡」(定数1)を「平成27年以降、他の区域と合わせて1選挙区とする」ことが決まった。いずれかの隣接区に合区されることになり、編入先の候補には「赤穂市及び赤穂郡」(同1)も含まれる。
 公職選挙法では、県議会の選挙区は郡市ごとに設けることができる。ただし、選挙区内人口が県内総人口を総定数で割った数の半分に満たなければ隣接区に合区しなければならない。規定に達しない佐用郡はこれまで特例区として認められていたが、今回の条例改正で27年以降は特例を適用しないことが決まった。
 「佐用郡」に隣接するのは「宍粟市」(定数1)、「たつの市及び揖保郡」(同2)、「赤穂市及び赤穂郡」の3選挙区。どの選挙区に編入するかは、今秋実施される国勢調査の結果を踏まえて特別委員会で検討される。
 今回の条例改正では、「芦屋市」(定数1)の選挙区人口9万590人(平成17年国勢調査)を下回ったとして「豊岡市」の定数が2から1へ削減。仮に「佐用郡」が「赤穂市及び赤穂郡」に合区された場合、選挙区人口は9万409人となり、定数1のまま据え置かれる可能性が高い。

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