赤穂民報

気分は侍、殺陣道教室(3月29日)

 時代劇ドラマや映画で見せ場の立ち回りを体験する「殺陣道教室」が3月28日、赤穂市総合体育館であり、6歳幼児から大人まで12人が参加した。
 JR播州赤穂駅やイベントなどで観光客向けの忠臣蔵パフォーマンスを演じている劇団「蔵」(山本陽三代表)が開催。攻撃の基本型となる「山形」「横面」「抜き胴」を稽古した。
 ほとんどの参加者は木刀を持ったことのない初心者。山本さんから「刀はその人の魂」と心得を教わり、楽しさの中にも真剣な表情がうかがえた。
 稽古のおさらいとして、一人ずつ実演。“斬られ役”の団員を相手に覚えたばかりの技を繰り出した。音響スタッフによって一振りごとに風斬音や刀と刀がぶつかった金属音が添えられた。
 たつの市揖西町の会社員、青木崇幸さん(42)は「暴れん坊将軍の大ファン」という長男航平君(11)を連れて参加。航平君は「侍になった気分」とうれしそうだった。
 「自己を鍛え、相手を活かすのが殺陣道の真髄」と語る山本代表は「日本殺陣道協会」に所属し、4月からは神戸に続き舞子でも教室を指導するという。「義士のまち赤穂でも広めたい」と希望者を募集している。Tel43・2002。

(子どもから大人まで侍アクションを体験した殺陣道教室)

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